# 技術ブログを書く理由
## キャリアのためです
技術ブログを書く理由、正直に言うとキャリアのためです。楽しいのもありますが、それだけなら日記帳でいい。わざわざ人目に晒すのは、自分が何をやってきたかを見せたいからです。
職務経歴書には「やりました」しか書けません。記事には、どう考えて、何で詰まって、どう抜けたかが残ります。読む側からすると、後者のほうがよほど信用できます。
## だから個人ブログには技術記事を置きません
活動の証明が目的なら、置き場所を選ぶ必要があります。自分は技術記事を個人ブログには置きません。個人ブログのタイムスタンプが信用ならないからです。
自前のサイトなら公開日はいくらでも書き換えられます。「2020年に書きました」と後から言えてしまう。それでは証明になりません。第三者のプラットフォームに残るタイムスタンプがあって、はじめていつ何を書いたかが証拠になります。
なので技術記事はQiitaに投げます。この文章みたいなポエムは個人サイトでいいんですけどね。
## AIで誰でも書ける、でも得意不得意はある
AIで誰でもコードが書ける時代になりました。だから技術力の差はなくなる、とよく聞きます。そうは思いません。
スマホで綺麗な写真が撮れるようになりましたが、全員が写真家になったわけではありません。何を撮るか、どの一枚を選ぶか。道具が肩代わりしない部分に、その人の目が出ます。AIとコードも同じです。生成の手前と後ろで差がつきます。
さんざん言われていることですが、プロはプロの道具を上手に使います。道具が強力になったからプロが不要になるのではなく、使いこなせる人がプロと呼ばれる。だったら避けるより上手に使う側でいたいし、その過程がそのままブログになります。
## 継続は力なり
これは古いやり方に固執しろという意味ではありません。むしろ逆で、道具が変わるたびに乗り換えながら、それでも書き続けることに意味があります。
ぽっと出の人間が唯一持ちえないもの、それが実績と継続期間です。技術は一夜漬けでも追いつけます。今日から始めた人が来月には自分より詳しいかもしれない。でも「三年前から書いています」だけは、後から買えません。時間をかけないと絶対に手に入らない。
だから書きます。うまく書けなくても、続いていること自体が証明になるので。